アーキテクトビルダーという選択。
アーキテクトビルダーという選択。
施工能力を持つ設計事務所。
家づくりを考え始めると、
「設計事務所か、住宅会社やハウスメーカーか」という選択に向き合うことになる。
設計事務所は設計デザインを行い、施工は施工店が担う。
それぞれが専門家として責任を持つ仕組みだが、
住み手にとっては、どこに責任があるのか分かりにくい場面もある。
住み始めてから不具合が起きたとき、
それが設計デザインの問題なのか、施工の問題なのか。
見えにくい不安が残ることもある。
私たちは、その不安をなくしたいと考えている。
元々の出自は材木商である。
現在においては木材の選定・仕入れから、設計、施工、
庭づくりアフターメンテナンスまで、
すべてを自社で担う。オフィスもワンフロアーである。
読んで字の如く「アーキテクトビルダー」である。
保証も品質も、住み始めてからの対応も含めて、
すべて自社で責任を持つ。さらには第三者検査も入れる。
設計と施工を分けないのは、効率のためではなく、責任のためである。
一般的に、設計事務所はデザインに強く、施工店は施工に強いと言われる。
しかし本来、家づくりはそのどちらか一方では成立しない。さらに木材についても
どれほど美しいデザインの施工図面でも、素材を吟味し現場で実現できなければ意味がない。
どれほど高い施工技術でも、デザイン性の高い暮らしを見据えた設計でなければ、
真の心地よさは生まれない。設計と素材と施工は、本来ひとつである。
さらには我々の作るものは、建築作家のための作品住宅ではない。人の暮らす住宅である。
2007年、設計事務所登録して以来、
私たちはその考えのもと、木材は当然のこと、
設計と施工の両方に責任を持つ体制を築いてきた。
設計デザインだけでも、施工だけでもなく、
その両方に責任を持ちたいと考えたからである。
さらに、良い家には庭も欠かせない。
敷地を読み、風を通し、光を計画し、
家族の暮らしを思い描き、図面を描き、現場で形にする。
そして完成後も、住まいと向き合い続ける。
家づくりは、図面を描くことでも、建てることでもない。
住み手の人生を受け止める場所をつくることである。
だから私たちは、
材木商として木材にこだわり設計者として考え、施工者としてつくり、
その後も責任を持ち続ける。
川上から川下まで「自社一貫」。
アーキテクトビルダーという選択である。

092-942-2745