こんにちは、福岡東スタジオ・保育士の川間です。
子どもが描いた初めての絵、保育園で折ってきた折り紙、行事で作った工作…。
その一つひとつが、家族にとってはかけがえのない「小さな宝物」ですよね。
でも、気づけばクローゼットの奥にしまい込まれていたり、
冷蔵庫の横に貼られたまま色あせていたり…。
「せっかくの作品、もっと素敵に飾りたい」
「見返せるようにきちんと保管したい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
今日は、保育士としての経験をもとに、“思い出を暮らしに飾る”アイディアと、
長崎材木店としてご提案している子育てしやすい家づくりの工夫も合わせてご紹介します。
作品をスマホで撮影して、定期的にフォトブックとしてまとめておくと、
色あせや劣化の心配もなく、手軽に振り返ることができます。
写真の下に「年齢」「タイトル」「ひとことコメント」などを添えておくと、
成長記録にもなって◎
🏠 家づくりポイント:
キッチンカウンター横やリビングの一角に本棚スペースをつくると、
いつでも手に取れる「家族図書館」に。
家族の思い出も“本”として残していけます。
100円ショップや無印良品などで手に入るシンプルな額縁に入れて、
リビングや子ども部屋の壁に飾ってみましょう。
フレームに入れるだけでグッと“アート感”が増し、
季節ごとに入れ替える楽しさも生まれます。
🏠 家づくりポイント:
壁に“飾れる”余白を残すことが大切です。
「ギャラリースペース」になるマグネットボードや有孔ボードを
子ども部屋や廊下に仕込んでおくと、日々の作品展が楽しめます。
麻紐やピンチ、ポスター用のテープなどを使って、
リビングの一角や階段の壁に「作品ギャラリー」を作ってみましょう。
家族みんなの目にふれる場所にあることで、
お子さまの「見て見て!」の気持ちが満たされ、自己肯定感にもつながります。
🏠 家づくりポイント:
あらかじめピクチャーレールや飾れる壁素材を取り入れておくと、
穴を開けずに自由に展示ができます。
作品が増えてくると、全部飾るのは難しいですよね。
そんなときはA4クリアファイルやポケットファイルに作品をまとめ、
年齢・日付・コメントと一緒に残しておくのがおすすめです。
🏠 家づくりポイント:
リビング横や家事室にファミリー収納スペースをつくると、
大切な書類や作品の「仮置き」ができて整理がスムーズです。
立体作品やサイズの大きい作品は、ひとまとめにして専用ボックスに保管。
「年ごと」や「子どもごと」に分けておくと、将来の整理もラクになります。
🏠 家づくりポイント:
天井高を活かしたロフト収納や、
玄関や階段下のデッドスペース収納に“思い出ボックス”を設けておくと、
「捨てずにとっておける」安心感があります。
作品を一緒に飾る時間は、ただの片付けではなく、
「どんなふうに作ったの?」「がんばったところはどこ?」といった会話が生まれる時間。
その時間が、親子の絆を育み、
子どもの自己肯定感や創造力を育ててくれるのです。
そして、そんな「日常の小さな誇り」を、暮らしの中に自然に飾れるような家。
それが、私たちが目指している「子育てがしやすい家」のかたちです。
Q. 子どもの作品が増えて片付けに困っています。整理のコツは?
→ 「飾る・保管する・記録する」に分けると整理しやすくなります。
飾りたいものは額や壁、記録したいものは写真やファイル、残したいものは箱に保管しましょう。
Q. 家づくりの中で、作品や思い出を残せるスペースはつくれますか?
→ はい。マグネットボードや飾り棚、ピクチャーレール、ファミリー収納など、
ご家族に合った方法をご提案できます。
Q. 保育園から持ち帰る工作が多く、どこに収納すれば?
→ キッチン横やリビングの一角など、「すぐに仮置きできる場所」を設けるのがコツです。
その後、子どもと一緒に「飾る or 保管」のルールをつくっていくと、習慣化しやすくなります。
作品を「暮らしの一部」にする家づくり、始めてみませんか?
ご相談はお気軽に、長崎材木店の福岡東スタジオへどうぞ。
【執筆・監修:保育士 川間/長崎材木店】