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福岡で注文住宅を建てる際の火災保険の基礎知識

火災保険は、家を守るための重要な保険商品です。特に災害の多い日本においては、火災だけでなく台風や洪水などの自然災害への備えが求められます。本記事では、福岡で注文住宅を建てる方に向けて、火災保険の基本的な知識と選び方について解説します。

火災保険とは?

火災保険は、火災や落雷、台風、洪水などの災害による被害を補償する保険です。大きく分けて「建物」と「家財」に対する補償があります。
• 建物保険: 家の構造自体を補償
• 家財保険: 家具や電化製品など、室内の物を補償

対象となるリスク

火災保険では、以下のようなリスクを補償対象としています。
• 火災・落雷・爆発
• 風災・雹災・雪災
• 洪水や床上浸水といった水災
• 盗難や車両の衝突、落下物
• 暴動や破壊行為による被害

特に水災は、福岡県のように洪水リスクの高い地域では重要視される補償です。

水災補償の重要性

水災補償の有無は、保険料に大きな影響を与えます。福岡県内の一般的な戸建て住宅では、10年間の一括加入で10万円程度の差が生じることもあります。洪水のリスクが低い地域でも、将来の災害リスクを考慮して水災補償を含むプランを検討することが推奨されます。

火災保険料の決まり方

火災保険料は以下の要素によって変動します。
1. 所在地: 都道府県ごとの災害リスクによる違い
2. 建物構造: 木造、鉄筋コンクリートなどの構造により異なる
3. 床面積: 家の広さが保険料に影響

家財保険の補償額の決定方法

家財保険は、家族構成や年齢などを基に補償額が決まります。例えば、40歳の夫婦と子供1人の家庭の場合、家具や家電の価値に応じて必要な保険金額が算出されます。

火災保険加入の注意点
• 火災保険は、不動産を所有している限り加入が必須です。
• 住宅ローンの契約条件として、火災保険加入が義務付けられる場合がほとんどです。
• 空き家や賃貸物件であっても、所有者として火災保険に加入することを忘れないようにしましょう。

保険会社選びのポイント

保険会社によって、プラン内容や水災補償の必須条件が異なります。以下のポイントを確認しながら選びましょう。
• 補償内容が自身の住環境に適しているか
• 保険料が予算に合うか
• 契約条件に納得できるか

よくあるご質問(FAQ)


火災保険とはどのような保険ですか?

  • 火災、落雷、風災、水災などの自然災害による被害を補償する保険です

  • 「建物」と「家財」に対してそれぞれ補償内容が設定されています

  • 火災だけでなく、洪水や盗難なども対象になることがあります


火災保険で補償される災害には何がありますか?

以下のような災害が補償対象となります。

  • 火災・落雷・爆発

  • 台風や突風などによる風災

  • 雹災・雪災

  • 洪水・床上浸水などの水災

  • 車の衝突、飛来物の落下、盗難や破壊行為など


建物保険と家財保険の違いは何ですか?

  • 建物保険は、住宅本体や付属設備(キッチン・浴室など)を対象にした補償です

  • 家財保険は、家具や家電製品など生活用品を対象にした補償です

  • それぞれ加入範囲を選ぶことができ、両方に加入することも可能です


福岡で注文住宅を建てる場合、水災補償は必要ですか?

  • 福岡は洪水や浸水リスクのある地域が多いため、水災補償は重要です

  • たとえリスクが低い地域でも、将来の災害リスクに備えて加入を検討する価値があります


火災保険の保険料はどうやって決まりますか?

保険料は以下の要素によって変動します。

  • 所在地(災害リスクが高い地域は保険料が高くなります)

  • 建物構造(木造、鉄骨、RC構造などで保険料が異なります)

  • 建物の延べ床面積

  • 補償範囲(建物のみ/建物+家財など)


家財保険の補償額はどうやって決まりますか?

  • 家族構成や年齢、所有する家具・家電の内容に応じて算出されます

  • たとえば、40代の夫婦と子ども1人の家庭であれば、目安として800万円前後の補償額が設定されるケースが多いです


火災保険は必ず加入しなければいけませんか?

  • 持ち家の場合は、住宅ローンの契約条件として加入が義務付けられていることが一般的です

  • 空き家や賃貸物件でも、所有者としてのリスク管理のため加入が望まれます


火災保険を選ぶときのポイントは何ですか?

  • 補償範囲がご自身の住環境に適しているかを確認する

  • 保険料が無理のない金額であるかどうか

  • 水災補償がオプションか標準かを把握する

  • 免責金額(自己負担額)の有無や金額を理解しておくことも大切です

まとめ

福岡で注文住宅を建てる際には、火災保険を慎重に選ぶことが大切です。特に水災補償を含むプランは災害リスクへの備えとして重要です。不動産を所有している限り、建物と家財を守るために適切な火災保険を選びましょう。

 

文責 監修者 長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」の代表。宅建業も営み、業界歴は35年に及び、建築士・宅地建物取引士の資格を持つ。明治30年創業の同社は、設計から施工、不動産取引まで幅広く手掛け、公正なサービス専門性と実績に基づく信頼性の高い情報を提供している。

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