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間取りの常識が変わる!?吹き抜けはこの世から無くなる!?

どうも福岡東スタジオ堀井です。

最近間取りの打合せや、自分の家の設計をしているといつも考えることがあります。

 

ちょっと話がごちゃごちゃしますし、何が正しいのか結論が出ているわけではないので

これから注文住宅を建てようとされている方は一緒に考えてみてもらえればと思います。

 

それはこの家暗い??と考えてしまうことです。

これだけ聞くと、暗いとダメじゃんとなるんですが、色々考えてると暗い家になってしまうんですよねこれが・・・

(当然、照明計画や家の大きさでも結果は変わって来るんですけどね。。。。北側の光をうまく使えれば。。。)

 

最近夏が過酷過ぎる!!暑すぎる!!涼しいところで育った僕には耐えられません!!

吹き抜けなんか南側に取ったら大変なことになるんでは!!!とついつい南側に長い軒を出して直射日光を遮たり

吹き抜けは無し、取っても北側(でも冬寒いかも)と葛藤につく葛藤なわけです、、ハイ

で結果としてなんかキッチンが暗そうだなーーってなるんですよね。

 

10人に家は明るいほうが良いですか?って聞いたたら多分9人ぐらいは明るいほうが良いって答えると思うんですよね。

で1人は暗くても大丈夫です、日中はほとんどいないので、夜重視で!と答える人がもしかしたらいるかも知れません。

 

ほんとにこの暗いかも問題は人によって全然感覚が違う可能性があるので設計する側はハラハラします。

簡単に暗くないですよ!とは言えないです。むしろ暗いかもしれないことを前提に説明せざるを得ないと思います。

でも暗いかもしれないけど夏は涼しいはずです。でも反対に冬は太陽の恩恵を受けれないかもしれません、どっち取りますか?

ってことになるんです。もうこうなって来るとお客様も決められないモードに突入です。

この辺のことは以前書いてますのでこちらをどうぞ→こちら

 

いくら断熱やサッシの性能が上がっているとはいえ、やっぱ窓は熱を入れてしまうんですよね、、

機械設備を充実させてあくまでも空調でなんとかするってことなら話はだいぶ変わってくるんですけど。。。

 

アメリカ・カリフォルニア州のデスバレーは8月16日には54.4度というちょっと耳を疑う気温がニユースになってましたし。

福岡の気温も年々上がってますよね

1890年福岡の8月の平均気温25.7度

2020年福岡の8月の平均気温30.2度

130年で5度上昇

これって大したことない?いや大したことありますよね。現に30.2度?もっと高くない?と感じられた方もいますよね?

 

みなさん予算は決まってるので、設計してると何かを取ると何かが取れないなんてことはしょっちゅうあるんですが

この暑さ対策問題、設備や断熱、窓の性能が上がっていてもやっぱり心配です。

2021年新築しました。。。

2050年気温が8月39℃になりました。

2021年時点では大丈夫だったものが30年後もはたして大丈夫なんでしょうか?

 

そこでいつも思い出すのが「つれづれなるままに・・・」から始まる“徒然草”を書いたことで有名な吉田兼好さんは徒然草の55段にこのように書いてます。

 

「家の作りやう(よう)は夏をむね(旨)とすべし 冬はいかなる所にも住まる 暑き比(ころ)わろき(悪い)すまひ(住まい)は たへ(耐え)難き事なり」

 

意訳すると「家を造るときは、なによりも夏が快適に過ごせることを基準に考えなさい。冬が寒くても、

火を熾(おこ)したり重ね着をすればなんとかなるものだが、夏の季節を考えないで造った家は、

暑さを快適に過ごす対処のしようがなくて耐え難いことになるから。

 

やっぱ自分の家は暗くなるかもしれないけど南側の吹き抜けはいらないかなと今日も葛藤している堀井でした。

 

(嫁さん)いやそれを何とかするのがプロでしょ!!     ハイ確かにそうなんですけどね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

 

 

 

 

 

でも吹き抜けってやっぱいいよね

 

ただ単に自分の家の悩みを書いてるだけですが、これは皆さんにも当てはまりますよね

一緒に考えてベストな間取りを見つけましょう。

 

堀井でした。

 

 

 

 

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