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福岡県で注文住宅を建てる場合の着工から引き渡しまでの流れについて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡県で注文住宅を建てる場合の着工から引き渡しまでの流れについて、より詳細に説明いたします。

1. 

  • 近隣挨拶: 工事による騒音や交通の影響を事前に説明し、着工前に理解を得る

  • 地鎮祭: 希望に応じて実施。地域の習慣に合わせて主に神主が行う

2. 

  • 地盤調査・改良: 福岡の地盤特性に応じた適切な処理を行う。特に有明海側は注意が必要です。

  • 掘削・配筋: 構造計算をもとに建物の基礎となる部分を作る。強固な構造が求められます

  • コンクリート打設: 福岡の気候を考慮し、十分な養生期間を設ける

3. 

  • 木造の場合: 柱や梁を組み立てる屋根などの棟を上げる

  • 鉄骨造の場合: 鉄骨を組み立てる

  • 上棟式: 希望に応じてもち投げなど実施。地域の慣習に従う

4. 

  • 屋根工事: 福岡の台風対策を考慮した耐久性の高い材料屋根材を使用

  • 外壁工事: 高温多湿な気候に適した防水・断熱処理を行いしっかりJIOなどの検査をする。

5. 

  • 電気配線: 省エネ性能の高い設備を導入、不足のない様に余裕を持つこと

  • 給排水設備: 節水型の設備を設置、排水枡の位置などに注意

  • 空調設備: 福岡の気候に適した高効率節電型のシステムを採用

6. 

  • 断熱材施工: 福岡の気候に適したUA値の高い断熱材を使用

  • 壁・天井の仕上げ: 湿気対策を考慮した糖質防水シートなどの素材選び

  • 床材施工: 足への負担の少ない材料を選ぶ

7. 

  • 駐車場: 透水性舗装や排水マスなど、雨水対策を考慮

  • 植栽: 福岡の気候に適した常緑樹や落葉樹など樹種の選定

  • フェンス・門扉: 防犯対策を考慮した設計

8. 

  • 竣工検査: 建築基準法に基づく建築指導課による検査

  • 立会い竣工検査: 施主と共に細部まで確認

  • 設備説明: 各種設備の使用方法を施工業者が詳細に説明

  • 引き渡し: 鍵の受け渡しと必要書類の確認

全体の工期は、天候や工事の複雑さによって変動しますが、一般的に6〜7ヶ月程度です。福岡の気候特性として、梅雨時期(6月〜7月)や台風シーズン(8月〜10月)を考慮したスケジュール調整が重要です。

また、福岡県特有の注意点として、地震対策や湿気対策が挙げられます。基礎工事や構造設計において許容応力度計算をするなど、十分配慮する必要があります。

さらに、福岡県の補助金制度や省エネ住宅の基準にも注目し、適切なタイミングで申請することで、補助金など経済的なメリットを得られる可能性があります。ネットなどでチェックしましょう。

最後に、工事中は定期的に現場を確認し、進捗状況や変更点について施工業者と密にコミュニケーションを取ることが、理想の住まいを実現する鍵となります。

よくあるご質問(着工から引き渡しまでの流れ編)


Q.注文住宅の工期はどれくらいかかりますか?

  • 一般的には6〜7ヶ月程度が目安です。

  • 設計内容や天候、施工の難易度によって前後します。

  • 特に福岡では**梅雨(6〜7月)や台風(8〜10月)**の影響を考慮する必要があります。


Q.着工前には何をするのですか?

  • 近隣へのご挨拶:工事による騒音・交通の影響を丁寧に説明し、ご理解を得ることが大切です。

  • 地鎮祭:希望に応じて実施されます。土地の神様に工事の安全を祈願します。


Q.基礎工事ではどのような作業がありますか?

  • 地盤調査と必要な改良工事を行い、地盤を安定させます。

  • 掘削・配筋・コンクリート打設などを経て、建物を支える基礎をつくります。

  • 福岡の沿岸部では、地盤改良の必要性が高いエリアもあります。


Q.上棟とは何ですか?

  • 木造住宅の場合、柱や梁を組み立てて屋根の棟を上げることを指します。

  • 上棟式(もちまきなど)を行うこともあり、地域の習慣に従って実施されます。


Q.外装や設備工事では何が行われますか?

  • 【屋根】福岡の台風に備えた耐風性の高い屋根材を使用

  • 【外壁】高温多湿な気候に適した防水・断熱処理と検査(JIO等)

  • 【設備】省エネ型の電気・給排水・空調設備を導入するのが一般的です


Q.内装工事ではどのようなことを行いますか?

  • 【断熱材】福岡の気候に適した**高断熱仕様(UA値重視)**を採用

  • 【内装仕上げ】湿気やカビへの配慮がされた透湿防水シートや素材を使用

  • 【床材】快適性・耐久性を重視した床材を選定


Q.外構工事とは何を指しますか?

  • 駐車場・植栽・フェンス・門扉など、敷地全体の仕上げにあたる工事です。

  • 雨水対策として透水性舗装や排水枡の配置も検討されます。


Q.竣工検査とは何ですか?

  • 完成後に行う**法定の検査(建築基準法)**です。

  • 併せて、施主立会いのもとで細部の確認(クロスの汚れ・建具の建付けなど)も行います。


Q.引き渡し時にはどのようなことをしますか?

  • 鍵や保証書の受け渡し

  • 設備の使い方の説明(給湯器・換気・電気など)

  • 必要書類の確認(検査済証・保証書・メンテナンスガイドなど)


Q.福岡県で家を建てる場合の特有の注意点はありますか?

  • 【地震対策】警固断層を含めた地震リスクがあるため、耐震等級3の確保許容応力度計算を行う工務店が理想です。

  • 【湿気・台風対策】断熱・通気・防水計画が重要です。

  • 【補助金制度】省エネ住宅・長期優良住宅など、自治体の補助金制度を活用することで、費用負担の軽減が可能です。


Q.工事中に施主がやるべきことはありますか?

  • 現場に定期的に足を運び、進捗を確認することが重要です。

  • 気になる点は都度工務店と相談し、記録を残しておくことも安心材料になります。

文責 監修者 長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」の代表。宅建業も営み、業界歴は35年に及び、建築士・宅地建物取引士の資格を持つ。明治30年創業の同社は、設計から施工、不動産取引まで幅広く手掛け、公正なサービス専門性と実績に基づく信頼性の高い情報を提供している。

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