本日は火災保険について解説していきたいと思います。
火災保険と一口に言っても、その内容は非常に幅広いものです。
そこで第1回目となる今回は、基本的なポイントを中心にお話しします。
ぜひ最後までご覧ください!
火災保険は火災や災害に備えるための保険です。
最近では、火災だけでなく、台風や洪水などの自然災害にも対応するケースが増えてきています。
特に日本のような自然災害の多い国では、火災保険は必須の備えとなっています。
また福岡で注文住宅を建てる場合においては警固断層などのリスクが考えられます。地震保険の加入など十分な備えが必要とされます。
火災保険には、大きく分けて2つの補償があります。
つまり、「建物」と「家財」それぞれに保険をかける仕組みになっています。
火災保険では、以下のようなさまざまなリスクに対して補償が受けられます。
✅ 火災・落雷・破裂・爆発
✅ 風災・ひょう災・雪災
✅ 水災(洪水・土砂崩れなど)
✅ 盗難・水濡れ
✅ 飛来物(飛行機の部品落下など)
✅ 車両の衝突
✅ 暴動や騒乱による被害(騒擾)
特に「水災補償」は、日本では非常に重要なポイントとなります。
火災保険の水災補償の有無によって保険料が大きく変わるため、注意が必要です。
裏を返せば、それだけ水災のリスクが高いということを意味しています。
例えば、福岡県の一般的な戸建て住宅では、水災補償の有無によって約10万円の差が出ることがあります(※10年間一括払いの場合)。
特に戸建てを購入する方は、水災補償の加入を前提に予算を考えることをおすすめします。
火災保険の保険料は、以下の3つの要素によって決まります。
また、家財保険の補償額は、家族構成や年齢によって目安が決められています。
不動産を所有している限りは、必ず火災保険に加入しておくべきです。
🔹 自分が住んでいる場合
🔹 賃貸に出している場合
🔹 空き家になっている場合
いずれのケースでも、火災や災害が発生すれば資産を失うリスクがあるため、保険未加入は絶対に避けるべきです。
また、多くの住宅ローン契約では火災保険の加入が義務付けられているため、ローンを組んでいる方は特に注意してください。
✔ 火災保険は「建物」と「家財」の2つの補償に分かれる
✔ 「水災補償」は非常に重要なポイント
✔ 保険料は「所在地」「建物の構造」「床面積」によって決まる
✔ 不動産を所有している限り、必ず火災保険に加入するべき
今回は前回の続きとなる火災保険の解説(第2回)をお届けします。
今回は、具体的な事例を挙げながら、より詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
落雷による被害では、「建物の火災保険」か「家財保険」のどちらで補償されるのかを判断する必要があります。
💡 ポイント:移動できるかどうか
✅ 移動できるもの → 家財保険
✅ 建物に固定されているもの → 建物の火災保険
📌 具体例
台風などの影響による被害では、風災と水災のどちらの補償になるかを見極める必要があります。
💡 判断基準:被害の方向
✅ 上からの被害(屋根の損傷・雨漏り) → 風災
✅ 下からの被害(浸水・土砂崩れ) → 水災
📌 具体例
⚠ 水災補償には条件がある!
保険会社によっては「床上40cm以上の浸水」などの条件を満たさないと補償が受けられない場合があります。
地震保険は、地震や噴火、津波を原因とする火災や損壊、埋没、流失による損害を補償する保険です。通常の火災保険ではカバーされないこれらの被害に対して、政府と民間損害保険会社が共同で運営する制度です。
Q.火災保険とは何ですか?
Q.火災保険では何が補償されますか?
Q.火災保険にはどのような種類がありますか?
Q.水災補償はつけた方が良いですか?
Q.保険料はどのように決まりますか?
Q.落雷被害では建物と家財、どちらの保険が使えますか?
Q.風災と水災の違いは何ですか?
Q.地震保険は火災保険とは別ですか?
Q.地震保険の補償内容はどうなっていますか?
Q.地震保険は本当に必要ですか?
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。
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