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福岡注文住宅の玄関の断熱について

福岡のような比較的温暖な地域では、玄関の土間断熱はあまり重要視されないことが多いですが、快適な住環境を実現するためには、しっかりと考慮すべきポイントです。特に高気密・高断熱住宅を目指す場合、玄関の土間部分の断熱処理が不十分だと、冬場の冷え込みや結露の発生につながる可能性があります。

玄関には「内土間」と「外土間」があり、地域によっては風除室(エントランスホール)が設けられることもあります。福岡のような西日本エリアでは、厳寒地に比べると風除室の設置は少ないですが、断熱対策をしっかり行うことで、室内の快適性を向上させることができます。

玄関土間は基礎とつながっており、無断熱のままだと外気の影響を受けやすく、冷気が伝わりやすくなります。特に以下の点に注意が必要です。

  • : 玄関の断熱が不十分だと、冷たい空気が直接室内に流れ込み、家全体の温度管理が難しくなります。

  • : 外気との温度差が大きい場合、玄関土間の立ち上がり部分で結露が発生することがあります。これが長期間続くと、建材の劣化やカビの発生につながる可能性があります。

  • : 断熱が不十分な箇所(熱橋)があると、そこを通じて熱が逃げやすくなります。特に基礎の立ち上がり部分や床との接合部は要注意です。

  1. : 玄関土間をコンクリートではなく木床にする方法も有効です。例えば、重歩行用の長尺シートを貼る、ウリンやセランガンバツなどの耐久性の高い木材を使うことで、土間の冷えを軽減できます。玄関ドアの設置高さを調整することで、木床を組むスペースを確保できます。

  2. : 玄関と室内の間に緩衝帯を設けることで、外気が直接室内に入るのを防ぎます。特に玄関とホールが直結している間取りの場合、風除室を設けると冷気対策になります。

木製玄関ドアは、自然素材の風合いと高い断熱性能を兼ね備えています。特に、内部に断熱材を充填した木製ドアは、一般的なアルミニウムドアと比べて高い断熱性能を持ちます。省エネ基準やZEH対応としても評価されています。

また、木製玄関ドアは、天然素材の美しさと触感の良さを提供し、住まい全体の雰囲気を向上させます。高気密・高断熱住宅を目指す場合、玄関の断熱対策として木製玄関ドアの採用も検討する価値があります。

福岡のような温暖な地域でも、玄関土間の断熱を適切に行うことで、冬場の冷え込みを防ぎ、快適な住環境を実現できます。木床玄関の採用、そして断熱性の高い木製玄関ドアの使用など、さまざまな手法がありますので、自宅の設計に応じた適切な対策を検討してみてください。しっかりとした断熱計画を立てることで、より快適で省エネルギーな住まいを実現できるでしょう。

福岡における注文住宅の玄関土間の断熱について

福岡のような比較的温暖な地域では、玄関の土間断熱はあまり重要視されないことが多いですが、快適な住環境を実現するためには、しっかりと考慮すべきポイントです。特に高気密・高断熱住宅を目指す場合、玄関の土間部分の断熱処理が不十分だと、冬場の冷え込みや結露の発生につながる可能性があります。

玄関土間の基本構造

玄関には「内土間」と「外土間」があり、地域によっては風除室(エントランスホール)が設けられることもあります。福岡のような西日本エリアでは、厳寒地に比べると風除室の設置は少ないですが、断熱対策をしっかり行うことで、室内の快適性を向上させることができます。

玄関土間の断熱の重要性

玄関土間は基礎とつながっており、無断熱のままだと外気の影響を受けやすく、冷気が伝わりやすくなります。特に以下の点に注意が必要です。

  1. 冷気の侵入防止:玄関の断熱が不十分だと、冷たい空気が直接室内に流れ込み、家全体の温度管理が難しくなります。
  2. 結露防止:外気との温度差が大きい場合、玄関土間の立ち上がり部分で結露が発生することがあります。これが長期間続くと、建材の劣化やカビの発生につながる可能性があります。
  3. 熱橋の防止:断熱が不十分な箇所(熱橋)があると、そこを通じて熱が逃げやすくなります。特に基礎の立ち上がり部分や床との接合部は要注意です。

効果的な断熱方法

  1. 木床玄関の採用
    • 玄関土間をコンクリートではなく木床にする方法も有効です。
    • 例えば、重歩行用の長尺シートを貼る、ウリンやセランガンバツなどの耐久性の高い木材を使うことで、土間の冷えを軽減できます。
    • 玄関ドアの設置高さを調整することで、木床を組むスペースを確保できます。
  2. 風除室(エントランスホール)の設置
    • 玄関と室内の間に緩衝帯を設けることで、外気が直接室内に入るのを防ぎます。
    • 特に玄関とホールが直結している間取りの場合、風除室を設けると冷気対策になります。

まとめ

福岡のような温暖な地域でも、玄関土間の断熱を適切に行うことで、冬場の冷え込みを防ぎ、快適な住環境を実現できます。木床玄関の採用など、さまざまな手法がありますので、自宅の設計に応じた適切な対策を検討してみてください。しっかりとした断熱計画を立てることで、より快適で省エネルギーな住まいを実現できるでしょう。

 

以下は、「福岡における注文住宅の玄関土間の断熱について」に関するFAQです。


? 福岡のような温暖な地域でも玄関土間の断熱は必要ですか?

はい、必要です。
福岡は温暖な気候とはいえ、冬季には冷え込みやすく、床下からの冷気が室内に影響を与えることがあります。特に高気密・高断熱住宅では、断熱の弱点となる部分が顕著に影響します。玄関の断熱が不十分だと、冷気の侵入や熱の損失が発生し、室内環境の快適性が損なわれてしまいます


? 玄関の断熱が不十分だとどうなりますか?

断熱不足によって、以下のような問題が発生する恐れがあります:

  • 冷気が侵入し、暖房効率が低下する

  • 基礎部分で結露が起こり、建材の劣化や腐食の原因となる

  • **ヒートブリッジ(熱橋)**が生じて、熱損失が大きくなる

結果として、省エネ性と居住性の低下を招くことになります。


? 効果的な玄関土間の断熱方法にはどんなものがありますか?

以下のような断熱対策が効果的です:

  • 木床玄関の採用:ウリンやセランガンバツなどの高耐久木材や長尺シートを使用し、足元の冷えを和らげます。

  • 風除室(エントランスホール)の設置:外気との間に空気層をつくり、冷気の直接侵入を防ぎます。

  • 基礎や床接合部への断熱施工:断熱材を隙間なく施工することで、熱損失を防止します。


? 木製玄関ドアにはどんなメリットがありますか?

木製玄関ドアは、断熱性・意匠性・手触りの良さを兼ね備えています。
内部に断熱材が充填されたタイプは、アルミ製ドアよりも高い断熱性能を発揮し、ZEH対応住宅にも適しています。
また、自然素材ならではの温かみがあり、住まいの印象をやさしく引き立てます。


? 土間を木床にする際の注意点はありますか?

木床仕様の玄関は快適性が高い一方で、以下の点に注意が必要です:

  • ドアの設置高さを調整する必要があるため、設計段階での検討が不可欠です

  • 耐水性・耐久性のある木材を使用することで、メンテナンス性と耐用年数を確保できます

  • 掃除や使い勝手についても、日常生活を想定した設計が重要です


? 詳しいアドバイスが欲しい場合はどうすればいいですか?

玄関土間の断熱仕様について、より具体的なアドバイスをご希望の場合は、
弊社設計士までお気軽にご相談ください
敷地条件や生活スタイルに合わせた最適なご提案をいたします。

断熱隙間性能 C値に関して

 

文責 監修者 長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」の代表。宅建業も営み、業界歴は35年に及び、建築士・宅地建物取引士の資格を持つ。明治30年創業の同社は、設計から施工、不動産取引まで幅広く手掛け、公正なサービス専門性と実績に基づく信頼性の高い情報を提供している。
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

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