こんにちは!
長崎材木店一級建築士事務所、施工管理の**鬼丸(おにまる)**です。
今回は、先日足を運んだ改装中の現場での出来事を、少しだけご紹介させてください。
今回の現場は、なんといってもテラスの先に広がる“海”が主役でした。
風が心地よく吹き抜け、磯の香りがほんのり漂っていて、
思わず深呼吸したくなるような場所。
この空気感に触れて、ふと肩の力が抜けるような感覚がありました。
実は、私の地元は小さな港町。
遊び場といえば“海か山”、というような子ども時代を過ごしてきました。
だからでしょうか。
この現場で海を眺めていたら、あの頃の記憶が一気によみがえってきたんです。
磯の岩場でカニを追いかけたこと
木陰に寝転んで空を見ていた夏休み
波の音を聞きながら、夕暮れまで遊んだあの時間
不思議と、現場なのに“懐かしさ”に包まれて、しばらく時間が止まったような感覚でした。
窓の向こうに海がある暮らしって、やっぱり特別な魅力があります。
朝焼けに染まる水平線を眺めながらコーヒーを飲んだり
心地よい潮風の中で昼寝したり
家族や友人とテラスでBBQしたり
そんな何気ない時間が、きっと日常を少しだけ“豊かに”変えてくれる。
家をつくる仕事をしていて、**「景色と暮らしをつなぐ」**ということの価値を、あらためて感じた現場でした。
すっかり懐かしい気持ちになった私は、帰りの車でふと、
「今度の休みは、田舎に帰ろうかな…」
そんなことを思いました。
忙しい毎日の中で、自分を“リセット”する場所があるというのは、とてもありがたいことですね。
今回のような現場に出会うと、家という空間が、自然とどう向き合うかで大きく変わることを実感します。
窓から見える景色
風の抜ける方向
音や香りとの付き合い方
どれも、「暮らしの質」を静かに支えてくれる要素です。
これからも、ただの“建物”ではなく、心がゆるむ場所をつくる施工管理者でありたいと思います。
では、仕事に戻ります!
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。