子ども部屋は”狭くていい”という選択肢|閉じこもらせない間取りの工夫と設計アイデア【福岡の注文住宅】
注文住宅の打ち合わせでよく聞かれるのが「子ども部屋、何畳にしますか?」という質問。でも、その問い自体に違和感を感じる方もいるかもしれません。
子ども部屋は、広ければいいというものではありません。むしろ「狭いこと」が、子どもの健やかな成長と、家族の絆を育むために、意味のある”選択”になることもあるのです。
注文住宅を建てるご家庭の多くが「子ども部屋は6畳以上が理想ですか?」と尋ねられます。しかし、私たちが提案するのは、あえて4~4.5畳のコンパクトな子ども部屋です。
その理由はシンプルです。子どもを部屋に”閉じ込めない”ため。そして、”家族の中で育てる”ためです。
子ども部屋に長時間滞在させる必要はありません。テレビやゲームを設置して個室化すると、家族との関わりが希薄になりがちです。
✅ 家族との会話が減る
✅ 生活リズムが乱れる
✅ 親の目が届かなくなる
子ども部屋に求めるべきなのは「広さ」ではなく、「つながり」。個室で完結する暮らしではなく、家族の中に居場所がある暮らしこそが、心の豊かさと自立心を育てます。
🛠️「1室2ドア」は将来の間取り変更に対応しやすく、建築コストの最適化にもつながります。
子どもはいつか巣立ちます。そのとき、子ども部屋が「物置化」してしまうのはもったいない。
たとえば最初は広めの1室(10~12畳)としてつくり、将来的に壁で仕切ったり、独立後はまた一部屋に戻したり可動収納で分けることも可能です。
これにより、成長に応じたフレキシブルな使い方ができます。
Q. 子ども部屋は何畳が理想ですか?
A. 最低3畳あれば十分です。多くの家庭では4.5畳で快適に使えます。
Q. 将来仕切れる設計は可能?
A. はい。「1室2ドア2スイッチ」の間取りにしておけば、将来の分割も容易です。
Q. 子ども部屋に机や収納を全部入れるべき?
A. いいえ。収納は共有スペースに集約する方法もあります。机はリビングで兼用も◎。
Q. 狭いと子どもがかわいそうでは?
A. 逆に「ちょうどいい広さ」は創造力を育み、家族との関係を深めます。狭さは悪ではありません。
子ども部屋に求めるべきなのは「広さ」ではなく、「つながり」。個室で完結する暮らしではなく、家族の中に居場所がある暮らしこそが、心の豊かさと自立心を育てます。
長崎材木店一級建築士事務所では、暮らし方や教育観に寄り添った間取り提案を大切にしています。「うちの子には、どんな部屋がいいだろう?」そんな相談から始めてみませんか?
詳細な情報や具体的なアドバイスについては、弊社設計士までお尋ねください。
文責・監修:長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」代表。
業界歴35年、建築士・宅地建物取引士資格保有。
設計から施工、不動産取引まで一貫対応する体制で、信頼性の高い住まいづくりを支え続けている。
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。
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