<人生の1/3は睡眠とも言われます。〜質の高い睡眠は「住まい」で決まる〜
呼吸する家、五感で感じる心地よさ。
梅雨時など湿度の高い福岡の気候に、天然素材が活きる。「木の家」は、無垢材・漆喰・珪藻土といった自然由来の素材を使い、快適さと健康を両立する住まいです。素材が呼吸し、空気を浄化し、音をやわらげ、香りで心を癒す——自然と共に暮らす家は、毎日の生活そのものを豊かに変えてくれます。
自然素材の魅力は、見た目や香りだけではありません
1. 調湿性で、一年中快適
無垢材や珪藻土、漆喰は、湿気が多いと吸収し、乾燥すると放出する「調湿機能」を持っています。福岡のような梅雨時期の蒸し暑さや冬の乾燥も、この機能が室内環境をちょうどよく保ってくれます。結果として、カビやダニの繁殖を抑える効果も。
2. 身体にやさしい空気環境
化学物質を含まず、有害なVOC(揮発性有機化合物)の放出が極めて少ない自然素材は、アレルギーや喘息、シックハウス症候群のリスクを軽減します。小さなお子様や高齢の方がいるご家庭には特に安心です。
3. 心身を整える“木の香り”
木材から自然に発散される「フィトンチッド」という成分は、リラックス効果があることが実証されています。まるで森林浴をしているかのように心が落ち着き、ストレス軽減や睡眠の質の向上にもつながります。
4. 静けさと温もりに包まれる空間
多孔質の自然素材は音をやわらげ、静かな空間を作り出します。また、光の反射も柔らかく、目に優しく、心にもやさしい空間を演出します。触れたときの質感のやさしさもまた、人工建材にはない魅力のひとつです。
自然素材の家で、深く眠れる理由
これらが組み合わさることで、「ただ寝るだけの寝室」から「一日の疲れを回復させる空間」へと変わります。
自然素材の家で、深く眠れる理由
〜質の高い睡眠は「住まい」で決まる〜
一日の疲れを癒し、心と体を整える“睡眠”。
しかし現代の住宅では、化学物質・湿度・騒音・空気の質といった目に見えないストレスが、知らぬ間に快眠を妨げていることがあります。
自然素材の「木の家」は、それらの問題を根本から解決し、“深く、良い眠り”を叶える住まいです。
1. 湿度を整え、呼吸しやすい寝室環境をつくる
無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材には「調湿機能」があります。
これは、空気中の湿気を吸ったり吐いたりして、室内を常に快適な湿度(40〜60%)に保つ働き。
寝室の湿度が適切だと、鼻や喉が楽になり、カビやダニの発生も抑えられるため、睡眠の質が大きく向上します。
※ 実験データ:
九州大学の研究では、無垢材を使用した寝室の湿度は平均45〜55%に安定。
一方、合板中心の住宅では湿度が80%を超えるケースもあり、睡眠中の不快感に繋がる結果が報告されています。
2. 木の香りがもたらすリラクゼーション効果
木材から自然に発散される**「フィトンチッド」**という香り成分には、自律神経を整える力があります。
森林浴で心が落ち着くように、木の香りが副交感神経を優位にし、緊張を解いて入眠をサポートします。
※ 研究データ:
無垢材が多く使われた寝室では、「リラックスして眠れた」と感じた人が86.6%。
ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌も減少する傾向が見られました。
3. 騒音を抑えて、静かな睡眠環境に
自然素材は多孔質構造を持ち、音を吸収する性質があります。
そのため、外からの騒音や生活音の反響を和らげ、静かで穏やかな寝室空間をつくることができます。
※ 音響実験:
自然素材の塗り壁を使用した室内では、睡眠中に脳が感じる刺激(マイクロアラウザル)が減少し、深いノンレム睡眠が増加するという研究結果も。
4. 視覚的にも「安心感」を与える空間
木の色合い・質感・光の反射は、目にやさしく、心にやさしい。
紫外線を吸収し、光を柔らかく反射する木材の空間では、刺激の少ない視覚環境が整い、精神的に安心できます。
※ 心理実験:
木材を多用した寝室では、副交感神経が優位になることが確認され、不眠症状の緩和にも効果があるとされています。
5. 空気がきれいで、呼吸が深くなる
自然素材は、化学物質(VOC)をほとんど含まないため、有害なガスを出しません。
さらに、漆喰や珪藻土には空気中の臭いや有害物質を吸着・分解する力もあります。
※ 実験住宅のデータ:
自然素材住宅では、一般住宅と比べてVOC濃度が大幅に低く、α波(リラックス状態の脳波)が1.6倍に増加したという調査もあります。
まとめ:家づくりは、「眠りの質」から考える時代へ
自然素材の「木の家」は、
調湿機能で湿度コントロール
香りと静けさで深い眠りへ導く
空気がきれいで呼吸が楽になる
脳と心を休ませ、翌朝の活力に
こうした住まいの力が、**“目覚めたときの心地よさ”に繋がります。人生の1/3は睡眠とも言われます。
「快適な暮らし」とは、単に便利で暖かい家ではなく、本当は“よく眠れて疲れが取れリフレッシュできる家”**ではないでしょうか。
自然素材の家と睡眠に関するFAQ
Q1. 自然素材の家が睡眠の質に与える影響は何ですか?
A. 自然素材の家は、調湿性、空気の清浄性、音の吸収性、香りのリラクゼーション効果など、睡眠環境に良い影響を与える要素が多く含まれています。これにより、深い睡眠を促進し、睡眠の質を向上させることが期待できます。
Q2. 調湿性とは何ですか?どのように睡眠に影響しますか?
A. 調湿性とは、室内の湿度を適切に保つ機能です。無垢材や珪藻土、漆喰などの自然素材は、湿度が高いときは吸湿し、低いときは放湿する性質を持っています。これにより、室内の湿度が40〜60%に保たれ、呼吸が楽になり、カビやダニの発生も抑えられるため、快適な睡眠環境が整います。株式会社長崎材木店一級建築士事務所
Q3. 自然素材の香りが睡眠に与える影響はありますか?
A. はい、あります。木材から発散される「フィトンチッド」という成分には、リラックス効果があり、自律神経を整える作用があります。これにより、ストレスが軽減され、入眠がスムーズになり、深い睡眠を促進します。
Q4. 自然素材の家は騒音対策にもなりますか?
A. はい。自然素材は多孔質構造を持ち、音を吸収する性質があります。これにより、外部からの騒音や室内の反響音が軽減され、静かな睡眠環境が実現します。
Q5. 自然素材の家は空気の質にも影響しますか?
A. はい。自然素材は化学物質(VOC)をほとんど含まず、有害なガスを出しません。また、漆喰や珪藻土には空気中の臭いや有害物質を吸着・分解する力があり、清浄な空気環境が保たれます。株式会社長崎材木店一級建築士事務所+2株式会社長崎材木店一級建築士事務所+2
Q6. 自然素材の家は視覚的にも睡眠に良い影響を与えますか?
A. はい。木の色合いや質感、光の反射は目に優しく、心に安らぎを与えます。これにより、視覚的な刺激が抑えられ、リラックスした状態で睡眠に入ることができます。
詳細な情報や具体的なアドバイスについては、弊社設計士までお尋ねください。
文責 監修者 長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」の代表。業界歴35年に及び建築士および宅地建物取引士の資格を持つ。明治30年創業の同社は、設計から施工、不動産取引まで幅広く手掛け、公正なサービス、専門性と実績に基づく信頼性の高い情報を提供している。