こんにちは。施工管理の鬼丸です。
先日、K様邸のお引渡しをさせていただきました。長い間、本当にお世話になりました。
K様とは長くお付き合いさせていただき、思い入れのある現場でした。
今回は、そんなK様邸の魅力を少しだけご紹介させていただきます。
玄関ドアを開けると、正面に見えるのは障子越しの光と、その先に広がるウッドデッキとお庭。
視線がまっすぐ外へと抜けていく、**「内と外がつながる設計」**です。
このアプローチは、単なる通路としての玄関ではなく、**“暮らしの序章”**としての役割を担っています。
光のグラデーション、障子のやわらかい陰影、木の香りが迎えてくれる空間に、来客もきっと驚かれることでしょう。
天井をやや低めに抑えた玄関ホールから、リビングへ足を踏み入れると、
一気に空間が開けます。
吹き抜けのあるリビングには、たっぷりと陽が差し込み、室内に自然のリズムをもたらします。
朝・昼・夕と、時間帯ごとに異なる光の表情を楽しめるのも、この空間の醍醐味。
断熱・気密に配慮した設計なので、開放感がありながらも快適な温熱環境を実現しています。
K様は、長く住み慣れたお家からの「建て替え」でした。
多くの思い出が詰まった場所を離れることは、きっと勇気のいる選択だったと思います。
けれど、完成した家を前にして、
「またここから、家族で新しい思い出を積み重ねていける」
という希望を感じてくださったなら、それが私たちにとって一番の喜びです。
Q. 吹き抜けにすると冷暖房の効きが悪くなりませんか?
A. 断熱・気密性能がしっかり確保されていれば問題ありません。長崎材木店では高性能な窓や断熱材を使用し、温熱環境の快適さと空間の開放感を両立しています。
Q. 建て替え時に注意すべき点はありますか?
A. 解体時の近隣対応、地盤調査、仮住まいの準備など事前に確認すべきことが多数あります。経験豊富な担当者がしっかりサポートいたします。
Q. ウッドデッキと室内をつなげる設計のメリットは?
A. 自然とのつながりを感じられること、光と風を取り入れやすくなること、アウトドアリビングとして使えるなど、多くのメリットがあります。
家づくりは「完成した瞬間がゴール」ではなく、「ここからの暮らしが始まる」ための準備です。
K様ご家族にとって、この新しい住まいが心から安らげる場所になりますように。
今後も定期点検などでお伺いさせていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
天井が低めの玄関ホールを抜けリビングに入ると吹抜けがある開放的なリビング。日差しが差し込み
心地よい空間です。
長い間住み慣れた家からの建て替えでしたが、これから新しい家で思い出を作ってください。
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。