福岡県注文住宅 | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 設計士と作る素敵な家 自由設計デザイン
「福岡注文住宅」

TEL092-942-2745

営業時間 9:00〜18:00 (水・木曜定休)

家づくり情報 住宅専科

Specialist

【旅先で見つけた“赤い屋根”】設計士・西田の車窓からの気づき

【旅先で見つけた“赤い屋根”】設計士・西田の車窓からの気づき

こんにちは、
長崎材木店 福岡東スタジオ、設計士の西田です。


■ スノーボードと筋肉痛と、先輩の熱血指導

先日、お休みをいただいて、スタッフ数人で広島県の「めがひらスキー場」に行ってきました!

初心者の私は、転んでばかり…(笑)
帰宅後は、全身がしっかり筋肉痛に包まれておりました。

とはいえ、先輩の熱烈なレッスンのおかげで、昨年よりは上達した…はず!
来年は、ちゃんとしたスノボウェアを揃えたいな〜なんて思っているところです^^


■ 赤い屋根の家が並ぶ風景に、ふと目が止まる

そんなスノボ旅の行き帰り、車中からの景色に思わず見入ってしまう場面がありました。

朝4時に集合して、眠い目をこすりながら車に揺られていると、
山口県・広島県に入ったあたりから**「あるもの」が目についたんです。

それは、赤い屋根の家々

福岡ではあまり見かけない色味だったこともあり、
“あれ?なんかかわいいな…”と、気がつくとその屋根ばかりを目で追っていました。


■ ヨーロッパの街並みにも見えた「オレンジの瓦」

近づいてよく見ると、それはオレンジ色の瓦屋根でした。

田畑のなかに佇む日本家屋。
けれど、屋根の色のせいか、どこかヨーロッパの小さな町の風景のようにも感じられて。

「色」って、思った以上に空気感や印象を変えるんだなあと、しみじみ思いました。


■ 正体は「石州瓦」。地域の気候に合わせた素材選び

気になって調べてみたところ、この瓦は**島根県の「石州瓦(せきしゅうがわら)」**だそう。

  • 高温焼成でとても硬くて丈夫

  • 凍害・塩害に強い

  • 水を通しにくい特性があり、積雪地・日本海側でよく用いられる

という、まさに「地域の風土に適した素材」でした。


■ 地域が違えば、家のかたちも素材も変わる

福岡でも、海の近く・川の近く・山あいの住宅地など、
同じ市内でも気候条件や周辺環境は大きく異なります。

全国的な数値やトレンドではなく、
この地域に、この家族に、本当に合う家」をつくっていくこと。

それこそが、わたしたちの設計士としての役割なのかもしれない――
そんなことを思いながら、車窓を眺めていた帰り道でした^^


■ おわりに|旅先の風景が、設計士の目を育てる

普段の業務ではなかなか見られない風景や、
地域ごとの建築の「違い」に触れることは、私たち設計士にとってもとても大切なインプットです。

これからも、暮らしの中にある気づきを、
設計にしっかりと活かしていきたいなと思います。

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

家づくり情報 住宅専科一覧

さらに見る