こんにちは。
長崎材木店 薪ストーブ事業部「焚き火屋」の**長崎 真砂也(まさや)**です。
今回は、ちょっと驚きの薪ストーブ煙突メンテナンスに行ってきました。
ある日、お客様からこんなお電話をいただきました。
「煙突のあたりから、何か鳴き声のような音がするんです……」
このようなケースはあまり多くありませんが、
自然に囲まれたお住まいでは、鳥や小動物が煙突に入ってしまうこともあります。
現場に急行し、薪ストーブ本体と煙突の接続部を慎重に分解。
その瞬間――
なんと、立派な鳥の巣が煙突から出てきました。
巣の素材は枝や枯れ草。どうやら小鳥が煙突をすみかにしていたようです。
万が一、火を入れていたらと考えると、冷や汗ものです。
巣を完全に取り除いたあと、煙突内に堆積した煤の清掃も行いました。
煙突内の煤は放置するとドラフト不良や煙逆流、火災リスクにもつながります。
異変を感じた時点ですぐにご相談いただいたことで、
大事に至らず安全に作業を終えることができました。
薪ストーブは、ただの暖房器具ではありません。
火を育て、暮らしをあたためる“道具”です。
だからこそ、定期的な点検とメンテナンスがとても重要です。
Q.煙突に鳥が入らないようにする対策はありますか?
A.はい、専用の「煙突トップ(防鳥網付き)」が有効です。
設置済みの煙突でも後付け可能ですので、ご相談ください。
Q.煙突掃除はどれくらいの頻度で必要ですか?
A.年に1回が目安です。
使用頻度が高いご家庭では、半年に1回の点検をおすすめします。
Q.異音や煙の逆流を感じたらどうすれば?
A.すぐに使用を中止し、当社へご連絡ください。
原因が鳥の巣や煤詰まりのケースもあるため、無理に火を入れず、安全確認が第一です。
Q.自分で煙突掃除はできますか?
A.簡単な掃き掃除は可能ですが、高所や分解作業はプロにお任せください。
誤った作業は部材の破損や火災リスクを招く恐れがあります。
Q.「焚き火屋」って何をしてくれるの?
A.薪ストーブの販売・施工・メンテナンスまで一貫して対応しています。
長崎材木店の「焚き火屋」は、家づくりと火のある暮らしをつなぐ専門部隊です。
薪ストーブまわりで、
「ちょっとおかしいな?」「火の入りが悪いな?」と感じたら、
遠慮なく「焚き火屋」までご相談ください。
経験豊富なスタッフが、安全で快適な薪ストーブライフを全力でサポートいたします。
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。