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【要注意】鍋のあとのスープ、流してませんか?排水管の詰まりを防ぐ簡単メンテナンス術|福岡東スタジオより

【要注意】鍋のあとのスープ、流してませんか?排水管の詰まりを防ぐ簡単メンテナンス術|長崎材木店ハウスレスキューより

こんにちは!
長崎材木店ハウスレスキュー、定期点検・メンテナンス担当の**實渕(みぶち)**です!

いや~、寒くなりましたね。
こんな季節は、やっぱり水炊き・もつ鍋・ちゃんこ鍋…あぁ、カレーやラーメンも恋しくなります。

でも、食後に残ったスープやおつゆ──
そのままキッチンの排水に流していませんか?

実はそれ、配管詰まりの大きな原因なんです。


■ スープや油を流すと…なぜ詰まる?

鍋のスープやラーメンの残り汁には、目に見えない量の油分が含まれています。
それを流すと、冷えた排水管の中で油が白く固まり、少しずつ配管の内側に付着していきます。

これは築10年・20年の家に限らず、築1〜2年の新築でも起こるトラブルです。

こんな症状は要注意:

  • 排水の流れが以前より悪い

  • ボコボコという異音がする

  • シンクに水が一時的にたまる


■ 定期的なケアが「余分な出費」を防ぐ

排水の詰まりは、業者を呼ぶと数万円かかることも珍しくありません。
(軽度で2万円〜、重度で5〜6万円になることも…)

そこで大切なのが、**月に1回の「パイプクリーナー洗浄」**です。


▷ オススメの使い方(液タイプの場合)

  1. お休み前など水を流さない時間帯

  2. 排水口に適量を注ぎ入れ

  3. 翌朝、ぬるま湯でゆっくり流す

※粉末タイプは、大量に使うと配管の中で固まるリスクがあるため、私は液体タイプをおすすめしています。


■ 排水メンテナンスのポイントまとめ

項目 内容
詰まりの原因 鍋のスープ・油・調味料が固まって蓄積
対処法 月1回のパイプクリーナー洗浄
おすすめのタイミング 就寝前に投入し、翌朝ぬるま湯で流す
使用アイテム 液体タイプのパイプクリーナーが安心
放置のリスク 詰まり・悪臭・業者対応で高額出費も

よくあるご質問(FAQ)

Q.スープを冷ましてから捨てれば大丈夫ですか?

A. 冷ますだけでは不十分です。スープに含まれる脂肪分や調味料の粘性成分が排水管の内側にこびりつくため、そのまま流すのはNGです。


Q.食器洗いでお湯を使えば油も流れているのでは?

A. 一時的に流れているように見えても、途中の配管で冷えて再び固まることがあります。お湯だけでは根本的な解決にはなりません。


Q.どのパイプクリーナーを選べばよいですか?

A. 市販の液体タイプが使いやすく、トラブルも少ないです。
粉末タイプは間違った使い方で逆に固まる場合があるので注意しましょう。


Q.戸建て住宅のほうが詰まりやすいって本当?

A. 一概には言えませんが、配管の長さや勾配の影響で、詰まりやすいケースもあります。特に1階キッチンや勾配が緩い設計では注意が必要です。


Q.詰まりかけているかの判断方法は?

A. 排水の流れが遅く感じる、音が気になる、異臭がするなどは初期症状です。迷ったら早めにメンテナンスを行いましょう。


■ 最後に|“見えない場所”こそ、暮らしの安心につながる

お家の中で普段見えない場所──それが実は一番メンテナンスが必要な場所だったりします。
ちょっとした習慣が、大きなトラブルを防ぎます。

これからも、長崎材木店ハウスレスキュー、定期点検・メンテナンスでは住まいを守る豆知識・メンテナンス情報を発信してまいります。
どうぞお楽しみに!

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

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