こんにちは。
長崎材木店一級建築士事務所 施工管理の**鬼丸(おにまる)**です。
今日は、とある現場での出来事を少しご紹介します。
「現場で過ごす一日」が、どんなふうに未来の暮らしへつながっていくのか──
そんな視点から、お届けします。
その日、外構の進捗を確認していたところ、
ふと見上げた先に、山の頂からパラグライダーが舞い上がっていく瞬間が見えました。
風をつかまえて、ゆっくり、ゆっくり上昇していく姿は、
なんとも気持ちよさそうで、思わず見とれてしまいました。
「うわぁ、いいなぁ……」
そんな言葉が自然とこぼれていました。
パラグライダーが飛んでいたあの山。
その山裾が一面に広がる窓の向こうの風景は、
まるで絵画のように、四季の移ろいを見せてくれます。
春は新緑、夏は深い緑、秋には紅葉、冬は朝もやに包まれた幻想的な風景。
そんな日々を、家の窓から何気なく眺められる。
それだけで、心が整うような暮らしがあると思います。
私たち施工管理の仕事は、家を「かたち」にすることですが、
**そのかたちが“どんな風景と結びつくか”**までを想像して進めています。
たとえば──
窓の高さや位置を、外の景色に合わせて調整する
外構の木や植栽で、自然とのつながりを補う
デッキから季節を楽しむスペースを設ける
こうしたひと工夫が、**暮らしの“心地よさ”**を決めるのです。
A. はい、自然と隣り合わせの土地では、虫や湿気への配慮が必要です。
当社では以下のような工夫で対応しています:
通気性を確保する基礎設計
室内の湿度調整がしやすい断熱材・窓の採用
網戸やウッドデッキ下の防虫・防草対策
庭木の種類にも配慮(虫が寄りにくいものを選定)
自然を活かしながら快適に暮らせるよう、設計から施工まで一貫してご提案します。
A. まずは「どんな景色を家の中から見たいか」を明確にするのがポイントです。
たとえば…
山や森を見たい→南面が開けた高台の土地
田園や畑を見たい→市街地から少し離れた郊外
海や空を見たい→遮るもののない水平線が望める場所
その上で、「どこに窓を配置するか」など設計とのセットで土地を検討すると、本当に豊かな景色が手に入ります。
A. はい、実は“暮らしの満足度”に直結する大切な要素です。
たとえば──
疲れた日も、窓の外に緑があるとホッとできる
朝日が差し込む東の窓で、気持ちよく目覚める
雨の日でも、木々の揺れる景色が心を落ち着かせてくれる
内装や設備と同じくらい、「窓の先に何が見えるか」は暮らしを豊かにしてくれます。
現場でふと感じたことが、そのまま「暮らしのヒント」になることがあります。
今回のように、自然の近くで暮らす魅力を、住まいづくりの中でどう取り入れるか──
一緒に考えてみませんか?
家は、建物だけで完結しません。
その場所の風、光、緑、空、音とどう付き合うか。
そこにこそ、住まいの“味わい”があります。
気になる土地がある方、自然に囲まれた家に興味がある方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。