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「てんこ盛り」の日常

「てんこ盛り」の日常

私のデスクは、書類がてんこ盛り。
家に帰れば、子どもたちの洗濯物がてんこ盛り。

食事の支度に、片づけに、明日の準備に。
世の中のお母さん方は、皆さんきっと似たような“てんこ盛り”の毎日を過ごしているのではないでしょうか。

子どもたちはもう大きくなり、手がかかることは減ってきましたが、
それでも「家を空ける」と思うと、どこか心が引っかかるものです。


思い切って、リフレッシュへ

そんな中、先週、会社の女性スタッフたちと一泊二日の熊本旅行へ。

思い切って平日に休暇をとり、家事はすべて子どもたちに託すことにしました。
ビール工場の見学に始まり、鍋ヶ滝、白川水源、そして陶芸体験まで。
宿泊先では、夜も朝も温泉にゆっくり浸かり、心も体もふぅっとほどけるような時間を過ごしました。


帰宅して気づいた「家の重み」

旅を終えて家に帰ると、娘がこう言いました。

「学校、部活終わってからの家事は大変だね~。これ毎日は無理~。」

そのあと、照れくさそうに一言。

「お母さん、いつもありがとう。」

たったそれだけの言葉が、心にすっと沁みました。

毎日のように向き合っている「家のこと」。
それはただの“作業”ではなく、「家族を支える営み」だったんだと、しみじみ感じた瞬間でした。


家とは、暮らしの重心

私たちが家づくりをお手伝いするとき、
「間取り」や「設備」ももちろん大切ですが、
それ以上に「その家で、どんな毎日が送られるか」を大切にしています。

家事がスムーズにまわる動線。
子どもと顔を合わせやすいリビングの配置。
忙しい日々の中でもホッと一息つける小さな居場所。

家とは、人生の重心です。
そして「ただいま」と言える場所のありがたさに気づけることこそ、家族にとっての一番の豊かさかもしれません。


最後に

今回、娘に家を任せてみて気づいたのは、「手を離す勇気」と「任せる信頼」もまた、家族を育てるのだということ。

これからも、家づくりのプロとして、
そしてひとりの母として、
“暮らしのリアル”に寄り添った提案をしていきたいと思います。

「家をつくる」ことは、「暮らしを支える」こと。
その意味を、あらためて実感した二日間でした。

 

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

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