【プロが教える】シロアリの見分け方と対策|羽アリ・蟻道・木くずのサインとは?
こんにちは。メンテナンス担当のミブチです。
秋の気配を感じ始める季節。夜には鈴虫の音色が聞こえるようになってきましたが、この時期、お家まわりで気になる「虫」の存在といえば――そう、シロアリです。
シロアリは木造住宅にとって、静かに進行する厄介な害虫です。気づいたときには構造に深刻な被害を与えていることも少なくありません。
日本でよく見られるシロアリは主に以下の2種類です:
見つけた場合は、慌てず冷静に観察しましょう。
特徴 | シロアリ | クロアリ |
---|---|---|
体の節数 | 2節(頭と胴) | 3節(頭・胴・腹) |
羽の形 | 4枚とも同じ長さ | 前羽が大きく後羽が小さい |
色 | 白っぽい | 黒っぽい |
羽アリを見つけたら、まずこの特徴で判断しましょう。
いずれも放置すると被害が広がるので、見つけたら早めの対処を。
Q.羽アリを見つけたらすぐ駆除すべき?
→ 数匹程度なら慌てる必要はありません。大量に発生していたらご連絡ください。
Q.羽アリとクロアリの違いは?
→ 節の数と羽の形状で見分けられます(上記参照)。
Q.市販のスプレーで対処できますか?
→ 応急処置にはなりますが、根本的な駆除には点検と施工が必要です。
Q.添え木や庭の支柱は大丈夫?
→ 放置するとシロアリの格好の餌になります。根付いたら早めに外しましょう。
Q.定期点検で見てもらえますか?
→ はい、長崎材木店では床下点検も対応しています。
シロアリは静かに、しかし確実に家を蝕んでいきます。過度に心配する必要はありませんが、正しく知って、日常から予防することが一番の対策です。
また、キクイムシやカミキリムシなどの木材害虫も併せて意識することで、より安心な住まいを守ることができます。
「これってシロアリかも…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。メンテナンス担当がすぐに駆けつけます。
福岡で注文住宅・木の家を建てるなら、長崎材木店へ。
(福岡東スタジオ 實渕/監修:長崎秀人)