大手では時間のかかる指揮官を3年目から任されました。操られるのは好きじゃない”自分”が活かされる現場監督。|小田 航平(2013年4月入社)技術管理(現場監督)

僕の特性に気づいてくれた恩師のお陰で、
愛する地元・福岡で天職に就けました。

なぜ長崎材木店を受けようと?

リクナビなどで募集している会社を探し、これといった決め手はないままに数社は面接までいきました。ただ、地元福岡で仕事がしたい旨を大手建設会社の面接で言うと、「それは難しい」と言われました。そんな中、学校の先生がその年から新卒者の求人募集を始めた長崎材木店を見つけ、良さそうな会社じゃないかと勧めてくださったんです。先生も初めて求人募集をしてくれた会社ということで挨拶に行くと言うので同行させてもらったら、まずはインターンシップに来るように言われました。1週間ほど通い、気軽にお話しさせていただける、仕事のやりやすい環境だと思い、それからは長崎一本に。求人募集で新卒が入社したのは、僕が初めてだと聞いています。

最初から技術管理責任者(現場監督)希望?

はい。学校では建築2年、現場管理を2年学びました。バスケットをずっとしていて、インドアが苦手なので、長い時間机で図面をひく設計業務はまず無理。体を動かしたり物作りが好きだったので、在学中は大工になりたかったんです。だけど、僕のことをずっと見てきてくれた担任の先生から「君はクラスでいつの間にかリーダーシップを取っているような存在だから、現場監督に向いているんじゃないか」と推してくれました。

工務の仕事って?

コーディネーターが契約を決め、設計が図面を仕上げ、お客さまへの納期が決まったら、そこからが私の仕事。いつまでに何をどう進めていくか、家に附随しているものも含め、関わるすべての工程のスケジュール管理、契約金額からできるだけ利益を出すための予算管理、職人さんがケガをしないための安全管理も重要です。例えば足場を登る時は必ずヘルメットをかぶるように指示したり、頭を打ちそうなところは保護カバーをつけたりと、それはそれはたくさんすることがあります。

会社が信頼して現場を任せてくれるから、
誰も見ていない現場でも頑張れます。

そんなに多くの役割を一人でこなす?

最初は知識がなく不安もいっぱいあって、上司や先輩についていただいて仕事を覚えていったのですが、時々は「自分で考えて行動してみて」って突き放されるのもよかったように思います。入社3年目から、ほぼ一人で管理を任されるようになりました。僕は人から指図されたり、操られているような仕事は好きじゃないので、「こうやっとって〜」と言われると、したくなくなっちゃう。素直じゃないんですよ。そういう意味では現場でトップになれる現場監督は自分に合っていると思います。現場で働いていただく職人さんは年上の方が多いのですが、バスケットも高校を出てからは社会人チームでやっていて、二回り上の仲間も珍しくないので抵抗はありません。

この仕事に喜びを感じるときは?

やはり、お客さまに「ありがとう」の言葉をいただいたりしたときですね。引き渡しはコーディネーターが立ち合うので、直に声は聞けないんですが、メンテナンスなどでお宅訪問したときに、「もう、この家最高ですね」と言っていただけるとうれしいです。

この会社でよかったことは?

入社前から「大手じゃないからある程度責任のある仕事を短期間で任せることになるだろう」と聞いていました。実際に、そういう経験をさせてもらえているのは貴重だと思うし、自分にはやり易い。現場監督は社内の人には見えないところで働いていますが、信頼されて任されていると感じられ、上司が成果を見てくれている安心感もあります。年間30軒近くを担当し、これまでの総数で言うと100軒ははるかに越えています。
また、ストレスがあったとしても、僕にはプライベートなことでも仕事のことでもいろいろ話せる上司がいるので発散できています。社内の人間関係もとてもいいと思います。

この会社ならではと思えることは?

社長が多趣味なので、仕事と外れたことも経験できます。夏にはライフセービングの試験を受けさせてくれたり、バーベキュー検定を受けさせてもらった人もいます。

看板が外れても誇れる家に住む、
お客さま同士の交流が始まっています。

長崎材木店の誇れることは?

町で建築中の家は、看板がある間はどこの会社さんの仕事かすぐにわかるんですが、それが外されて外壁がサイディング仕様の場合は、もうどこの会社が建てたのかわからなくなります。ところが長崎材木店の建てた家はだいたいわかります。塗り壁で仕上げるところは県内でも少なく、遊び心も特徴です。そんな長崎材木店の家を建てられたお客さまを対象に、ウッドビレッジの中庭で感謝祭をすることがあります。演奏会やバーベキューで楽しんでいただく催しですが、お客さま同士が長崎材木店の家を誇りに思ってくださって、繋がっていただけているのを実感することがあります。その後も、お客さま同士がインスタで交流を続けていることを知るとうれしいですね。

どんな人に来てほしい?

知識は入社して経験すれば身についてくるものなので、もともと持っている性格の部分が大事だと思います。会社に溶けこめるフレンドリーな人。ガリ勉君より体育会系の活発な子。特に現場監督はどんな人ともコミュニケーションのできる、明るい人がいいと思います。