|飯川 論(2015年8月中途採用)ハンディマン

好きなことを繋ぎ合わせたら、
この事業部にたどり着きました。

まず、ハンディマン事業部とは?

家周りの小工事担当で、主にハンディマン事業部への一般のお客さまからの問い合わせに応えています。担当エリアを任されている3人が、連絡があり次第、個々に出動して直します。たまに長崎材木店の新規およびリフォームOBからの依頼もあります。

中途採用とのことですが、それまでは?

建築・土木課のある高校を卒業後、居酒屋で働いて、その流れで活魚の卸業社で働いていました。1日何千匹を扱う会社だったので、毎日たくさんの魚を捌いたりもしていました。

手先が器用なんですよね?

それはわかりませんが、体を動かすのは好きですね。

そこから、なぜ長崎材木店へ?

古賀出身なので、長崎材木店はもともと知っていました。建築に興味があったっていうのもあるんですが、ゼネコンとかではなく、木造在来工法にこだわっているのが良かったし、長崎材木店の建てた家のデザインが好きでしたね。転職を考えていたときにたまたま募集を見つけ、事業内容が「お客さまに喜んでもらえる仕事」とあり、楽しそうだなと思いました。物を作ったり、ある程度の工具を使ったりするのは好きだったので、小工事をして喜んでいただけるのはいいなと。

小さな案件も難題も熱意が伝われば、
長いおつきあいが続きます。

最初はどんなことから?

最初の何ヶ月間は先輩が同行してくれるので、流れはそこで覚えます。さまざまな設備工事、電気工事、木工事、建具サッシ関係など、ありとあらゆる案件です。

どんな依頼がくるか不安では?

経験を積んだ先輩と一緒のときは安心でしたが、一人で担当を持たされた当初はしんどかったですね。恐怖みたいなもんです。電話で依頼の概要を聞いても、行ってみないと詳細はわかりません。毎日同じことをすればすぐに覚えるかもしれないけれど、それぞれが異なる案件なので、失敗しても一つひとつ覚えていくしかありません。信頼されて呼ばれた分、必ず完工して帰らないといけないので、広い範囲でメンテナンスの知識が必要になります。

特に大変だったのは?

水漏れとか電気工事がからむものは先輩に聞いたりしないとできないこともあったし。職人さんに依頼しないとできない外部工事などは、日程調整から必要なので苦労しましたね。

変わった案件も?

ウチは「何だってできる。何でもします。」という姿勢でやっているので、他の工務店にお願いして断られたと、こちらに依頼されるお客さんもたくさんいらっしゃいます。たとえば、建具の戸車1個の交換から、庭周りの除草作業や剪定、屋根裏の小動物の撤去なども。お金にもならない案件なので、他の工務店さんは受付の段階で断るようです。
「どこに頼んだらいいかわからないことは、長崎材木店のハンディマン事業部に電話すれば解決してくれる」とお客さまには頼りにされています。

それが後々、家のリフォームにも?

はい、お客さまと1対1での信頼を築くことで、電話で指名されたり、後に家のリフォームのご相談をいただくこともあります。これまで築いてくれた先輩たちの蓄積があって今の信頼があるので、それを途切れさせるわけにはいきません。生涯顧客じゃないですけど、次の後輩に引き継げるように、どんな小さな案件でもきちんと対応しています。

特に気をつけていることは?

入社した時から言われてきたのは「小さな気遣い」。いつも笑顔でお客さまと接し、小さなことでもメンテナンス目線でのご提案をさせていただいてます。身内とまではいきませんが、それくらいの気持ちでお客さまのことを思う熱意が伝われば、たとえ最初はできなくても、よきパートナーとして頼りにされます。後輩にも、まずはそこから伝えるつもりです。

できることが増えていく自分の喜びが、
お客さまの喜びにもなる幸せな現場です。

長崎材木店でよかったことは?

ありとあらゆる依頼を受けている長崎材木店だけに、さまざまなメンテナンスの知識を習得し、お客さまに喜んでいただけるのが一番の喜びです。月に3人で何百件と完工し、直に感想が聞けるのはもちろんですが、お礼の電話や差し入れを持ってこられるお客さまもおられます。
まだまだ勉強しないといけないことは多いし、壁にぶちあたることもあると思いますが、新たな難題を克服できれば、できることがまた一つ増え自信になります。それはやりがいでもあります。

ちなみに得意なメンテナンスは?

補修です。工夫して、加工する補修は、結構好きですね。

ハンディマン事業部の人間関係は?

間違いなく、仲がいいです。専務を中心に、家族のように、兄弟のようにかわいがってもらっているし、先輩たちは頼れるし、みんな大好きです。

どんな方がこの会社に向いていると?

どの事業部で働いていても、芯がぶれてしまうと勤まらないと思います。なんとなく建築に興味があって、アットホームな雰囲気がいいなぁ、くらいで入ってくると、失敗もするだろうし心が折れて辞めてしまうことになりかねない。ある程度の強い意志で建築に意欲や興味があり、お客さまに喜んでいただきたいと心から思える方がいいのかなと。自分のこだわりのスタイルがあってこそ、お客さまにも暮らしの提案ができるように思います。